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私たちは立体アニメーションを純粋に学びたいという10人のメンバーから成り立っています。

その10人のメンバーが、立体アニメーションを多く手掛けてきた眞賀里文子先生にお願いし、学べる場、制作する場、アニメーションを追求する場としてマガリ塾を開設します。

初めての試みの中動き出す、立体アニメーションのための塾を応援していってください。

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講師 眞賀里文子

マガリにアニメーションを教えてもらいたいと言う若者達が集まり「マガリ塾」と言う教えの場を作ってくれました。

15年余り、阿佐ヶ谷で教えてきました。
今卒業生達が色々な現場で活躍しています。
とても嬉しい事でありマガリの「エネルギーの源」です。

場は変わりますが「マガリ塾」では小中、マガリのコンビに加えて、現在活躍中のアニメーション作家、映画監督、撮影照明、作曲家さん達が沢山支援メンバーに名前を連ねてくれましたのでその方達との交流も考えております。

まずは人形アニメーション作品とマルチでのアニメーション作品の二本立てで授業をします。(マルチとはガラスで何枚かの層をつくりその上でカットアウトアニメーション、砂のアニメーション、物のアニメーション、地球の引力から解放された動きが出来ます。人形だとしたら半立体にして遊べます。立体と同じくアニメーションの手法としては面白い作り方です)
ワークショップ、お子さん向け、一般向けの上映会、支援大学との交流等も考えています。
江戸の人気歌舞伎役者「坂田藤十郎」さんが "身振りは心の余りにて……"と言う言葉を残しています。これはアニメーションの芯です。
立体&マルチこの言葉を忘れないで「マガリ塾」でご一緒しましょう!
眞賀里 文子

人形アニメーター、演出家。
子ども向け作品からCM、特撮アニメーションと守備範囲は広く、これまで関わった作品の数は、CMを含めると1000本以上にのぼる。また、近年はワークショップや講演などアニメーションの教育・育成活動も積極的に行っており、このマガリ塾もその一環である。

✽ テレビシリーズ >

『コメットさん』(1967年)

✽ 映画 >

『帝都物語』(1988年)、『孔雀王』(1988年)

✽ 長編人形アニメーション映画 >

『くるみ割り人形』(1979年)、『キティとミミィのあたらしいかさ』(1981年)

✽ 自主作品 >

『くまの子ウーフ』(1983年)、『東京大空襲・あおよかえってこい』(1987年) 、『ちいちゃんのかげおくり』(1988年)

✽ 世界初IMAX用人形アニメーション >

『天までとどけ』(1993年)

✽ 博物館上映映像 >

長崎県三井楽ふるさと館『遣唐使物語』(1999年)青森県航空科学館『ミス・ビードルの大冒険』(2003年)

✽ CM >

『ホンダ』 『サントリー』 『コンタック』 『ドコモダケ』 『イソジン』

✽ TV >

NHK Eテレ プチプチアニメ:『ちぃちゃんとヒゲおじさん』シリーズ など

ストップモーションアニメーションとは

ストップモーション(コマ撮り)は、立体アニメーションの一種であり、連続した静止画を撮影し、それらを連続して再生することで動きのある映像を生み出す技法です。ストップモーションは、特にクレイアニメーションや人形アニメーションとして知られており、実際に物理的なオブジェクトやモデルを使ってアニメーションが作られます。

ストップモーションアニメーションの制作では、フィギュアやクレイ、紙、あるいは布などの素材を使用し、それらを構成するオブジェクトやキャラクターに細かい動きをつけていきます。制作過程では、カメラで一コマずつ撮影し、その都度モデルを微妙に動かしていくことで、最終的に動きのある映像が完成します。

ストップモーションアニメーションは、その独特の風合いと手作り感が魅力とされており、多くの映画やテレビ番組、CM、ミュージックビデオなどで用いられています。また、CGアニメーションとは異なり、実際に手作業でモデルを動かすことから、手間がかかるものの、その分独自の表現力が生まれるのが特徴です。

ストップモーションアニメーションは、20世紀初頭から存在しており、その歴史は古く、多くの名作が生み出されています。今後も、デジタル技術の発展と相まって、新たな表現方法や手法が開発され、このアニメーション分野がさらに広がっていくことが期待されます。

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制作アニメーションジャンル

この塾では2つのアニメーション手法を眞賀里先生から学びながら実際に制作していきます。

立体アニメーション

立体アニメーションは、フェルトやクレイなどで作られた人形やオブジェクトを動かしてアニメーションを作る技法です。人形やオブジェクトに可動性のある関節や構造を設け、細かい動きや表情を再現できるようになっています。制作過程では、カメラで一コマずつ撮影し、その都度人形を微妙に動かしていくことで、最終的に動きのある映像が完成します。

半立体アニメーション
(マルチプレーンカメラ)

マルチプレーンカメラ(通称・マルチ)を使ったアニメーションは、特殊なカメラ技術を用いた映像制作の一手法で、アニメーションにおいて立体感や奥行きを表現するために使用されます。マルチプレーンカメラは、いくつかの透明なガラス板やアクリル板に、キャラクター、オブジェクト、別々に描いた背景やセル画を配置し、それらを異なる高さに設置して撮影することで、視差効果を利用して奥行き感を生み出します。

わたしたちの取り組み

1 / アニメーションの制作

2~3チームに分かれて、それぞれのアニメーション作品を制作。1週間のうち何度でも納得のいくまで制作が可能です。完成作品は国内外の様々なコンペへの応募を検討しています。

2 / アニメーションについての勉強

講師の眞賀里先生のもと週2回スタジオでアニメーション制作について学びます。

3 / 上映会の開催

定期的な上映会の開催を行います。

​随時参加フォームを公開しますので、興味のある方は是非ご応募ください。

4 / ワークショップの開催

定期的なワークショップを開催予定です。

​お子さんや、アニメーションに興味のある方に向けたワークショップを企画しています。

5 / アニメーション文化の輪を広げる

アニメーション制作に関連する他の団体や企業との協力関係を構築し、立体アニメーションの文化を未来に繋いでいきます。

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